【ゲーム理論家から学ぶ】言うことを聞かない子供のための6つの対処方法をご紹介!
急に子供が、言うことを聞かなくなり途方に暮れた経験はありませんか??
そんな方に朗報です!
な、な、なんと言うことを聞かない子供に効く確実な方法があるとのこと!
「The Game Theorist's Guide to Parenting」の著者であるポールレイバーンとケビン・ゾルマンから学ぶ、言うことを聞かない子供のための対処方法を7つシーン別に紹介していきたいと思います!
- 1.子供が駄々こねて歩かなくなる
- 2.子供が悪いことをしたのにお仕置きを聞かない
- 3.子供がお菓子ばかり食べてご飯を食べない
- 4.子供が朝食を食べない
- 5.子供が服を着てくれない
- 6.寝る時間になっても遊ぶのをやめない
- おわりに
1.子供が駄々こねて歩かなくなる
一緒に手をつないで歩いていたのに、急に手を振り払われて
「歩きたくないぃ~!!やだやだやだぁぁーー!!」
とその場に立ち止まって微動だにしなくなった経験はありませんか??
こんな時に「道を渡るときは手をつながないと危ないでしょ!!」と怒鳴りつけても逆効果です!
どうすれば子供は再び機嫌を取り戻して一緒に歩いてくれるのか、2つ方法を紹介します!
対処法1:子供と親の役割を入れ替える
1つ目の対処方法は、子供に親の役割をさせることです
つまり、「危ないから手をつなぎなさい!!」ではなく「怖いから手をつないで歩いてほしい」というのです。
すると子供は、ごっこ遊びに夢中になって、手をつないで歩くようになります
対処法2:子供に選択肢を与える
2つ目は、子供に選択支を与えるという方法です。
例えば、「手をつないで歩くのか」それとも「ベビーカーに乗るのか?」どっちにする??という選択肢を与えます
すると子供は、 ほとんどの場合、手をとって歩きだすとのことです!
2.子供が悪いことをしたのにお仕置きを聞かない
子供が悪いことをしたのにお仕置きを受け入れない時、あなたならどうしますか?
「反省するまで、もっと大きな声でしかる??」
はい、絶対にダメです。変な叱り方をすると将来の子供の人格にも影響してくるので気をつけましょう。
対処法1:大人と話すように子供と話をする
このようなときは、大人と話すように子供の目を見て冷静に話し合いましょう。
- 何がいけなかったのか??
- なぜ今お仕置きをされているのか??
この2点を子供がしっかり理解しなければ、いくら叱っても意味がないというか、むしろ逆効果になります。
対処法2:子供と罰則の交渉をする
これは対処法1が実施済みで、子供がなぜ叱られているのか理解した前提の話です。
子供に罰則の交渉をしましょう。
例えば、次に同じ悪さをしたら、
- 貯金箱から罰金を取る
- 皿洗いなど家事を手伝う
などなど。
ルールを決めておくことで、同じ悪さをしないようになります。
3.子供がお菓子ばかり食べてご飯を食べない
子供がお菓子ばかりを欲しがって、ご飯を食べない時、あなたならどうしますか??
「ん~完全にお菓子を取り上げる??」
ダメです。子供に大きなストレスがかかってしまいます。
「え。。じゃあ、いったん好きなようにさせてみる??」
それもダメです。お菓子ばかり食べていては栄養が偏ります。
ではどうすればいいのでしょうか??
対処法:ご飯を食べたご褒美にお菓子を与える
ここでの対処法は、ご飯を食べたご褒美に、お菓子を与えるというものです。
つまり子供は
「お菓子 = ご飯を食べるとGETできるモノ」
と認識してご飯を食べてくれるようになります。
特に競争心の強い子供には効果抜群とのことです!
4.子供が朝食を食べない
朝って誰しもが死ぬほど忙しいですよね??
両親が忙しすぎて、子供が朝ごはんを食べるのを見守ってる時間なんてないご家庭がほとんどだと思います!
そんな中、子供が一人で朝ごはんを食べてくれなかったらあなたならどうしますか??
「ん~ラスト5分で無理やり口に突っ込む??」
はい。やめましょう。完全に虐待ですね(笑)
こんな時の対象法を紹介していきます!
対処法1:時間をとって子供の朝食に付き合う
残念ながら、見ていなくても、子供が勝手に食事を食べてくれるようなパーフェクトな方法はありません。※期待していただいた方すいません(笑)
なので、子供がぐずってご飯を食べない時間も計算に入れて朝起きるようにしましょう。
対処法2:残っている食べ物の数を一緒に数える
おにぎりや果物など、お皿に残っている食べ物の数を一緒に数えてあげましょう
「あと○○個で全部なくなるね!」と一緒に数を数えることによって、子供はゲーム感覚で夢中になって食べてくれるとのことです!
対処法3:楽しんで食事をできる工夫をする
もうちょっと具体的な方法ですが、スティックで朝食という方法もありです!
以下の3つをy用意します
- スティック(お箸とかでもOK)
- 小さく切った果物
- 小さく切ったワッフル
そしてこれらを子供の前に並べて、好きなようにスティックにさしてもらうのです。
このように、普段と違った食事のスタイルをとってみるのも、効果抜群です!
5.子供が服を着てくれない
朝子供がベッドから出なかったり、おもちゃで遊びだしたり、となかなか準備をしてくれない。。
「あーー!こっちはこんなにも焦っているのにどうして伝わらないのーー!!」
ということよくありますよね??
「早く着替えないとおくれるでしょーーーが!!」と怒鳴り散らしても無駄です。
遅刻したらなぜ困るのか?小さい子供には理解できないからです
ほとんど、というか99.999%の子供は急いで準備をしないといけない状況を理解していません。
ではこんな時はどうすればよいのでしょうか??
対処法:着替えをゲームにする
こんな時は、着替えをゲームにしてあげましょう!
例えば、
「目隠しした状態でお着替えできるかなぁ~」とか
「何秒でお着替えできるかなぁ~」などといい時間をストップウォッチで測ってあげるなど。
すると子供は、遊び感覚になって着替えることに夢中になります!
6.寝る時間になっても遊ぶのをやめない
子供にとって寝るというのは、おもちゃで遊ぶ楽しい時間を終了するということです。
おもちゃを無理やり取り上げようとすると癇癪を起して、余計に寝かしつけられなくなるなんてことよくありますよね。
こんな時あなたならどうしますか??
「難しいなぁ~、、ミルクの中に睡眠薬を,,」
あ、もう答えなくて結構です。完全に犯罪です。
こんな時の対処法を紹介します
対処法:子供に遊び時間から寝る時間に移行したことを気付かせない
子供が寝てくれないのは、まだまだ遊びたいからです。つまり、遊びの中から寝る時間へうまく誘導できれば、この問題は解決できます。
ここで提案するのは「リーダーゲーム」です。親がリーダーになって子供は言うことを聞くというゲームをしましょう。
はじめは、ジャンプしたり、一緒に回ったりという命令をして一緒に遊び、徐々に布団の中に入って目をつぶるという命令にシフトします。
すると子供はゲームの途中だと思って、おとなしく布団に入ります。そしてzzz
という作戦です。是非お試しあれ!
おわりに
いかがでしたでしょうか??
いくつかの例を挙げましたが、まとめると以下の3点です
- 子供が言うことをは、ゲームに置き換えるとうまくいく
- 叱るときは、子供が理解できるまでゆっくりと説明する
- 怒鳴りつけるのは逆効果だし教育上よくない
とにかく、工夫して、日々の生活をゲームに置き換えていきましょう。
育児の一番のコツは親自身がイライラしないことだと思います!
また、面白い子育て情報を見つけたらまとめ記事にしていきます!
本日は以上です!最後まで読んでいただきありがとうございまいた!